更年期障害を治療する女医

2016.8.6

低用量ピルを1週間服用することと軽蔑について

低用量ピルという言葉を聞くと、どうしても性行為をイメージしてしまう方が多くおられます。

また、あまり低用量ピルについて知識がない場合や、世間的なイメージとして、避妊のためのもの、という意識が大きいことやイメージが大きいことから、軽蔑の眼差しで見られるケースも多々あります。

たとえば、低用量ピルを飲んでいる、と中学生や高校生くらいの学生さん同士でこのような話題が出ると、つい、考え方としては、避妊、性行為のために低用量ピルを飲んでいるのだ、とイメージがされがちであり、その結果、たとえばその人が、生理痛のために低用量ピルを飲んでいたとしても、軽蔑のまなざしで見られてしまうことがあるのです。

低用量ピルはこのように、避妊のため、性行為のためのもとして、特に思春期の男性や女性からは軽蔑の目で見られることがありますが、実際的には、避妊のためのものだけではありません。

月経困難症という、辛い症状をかかえる女性が服用をしているケースもたくさんあり、月経困難症とは、生理痛の痛みが一般の方よりもかなり重症な場合であり、本人にとっても辛い困難なものです。

産婦人科や婦人科で、このような生理痛の痛みを相談した結果、月経困難症と診断され、まずはじめに、試しとして1週間ピルを服用してみましょう、という提案がされることがあります。

また1週間の管理、ピルの管理についてもとても厳重で、飲み忘れや一度にたくさん飲まないように、2回分を1度に飲まないように、などの細かい指導がされます。

また、その人の個人個人で体調に合う、合わないがあるため、1週間服用した結果、逆に吐き気などが酷い場合には、お医者さんから、低用量ピルの処方がストップされることもあります。

低用量ピルの効果は避妊効果だけではありません。生理不順や不正出血にも用いられ、さらに更年期障害を緩和させる方法としても低用量ピルを用いた治療方法があります。当サイトでは低用量ピルと更年期障害についてまとめております。